とろにとって、おっぱいは絶大なる存在だったので、
断乳のときは、いっぱい愛情をかけなければと思っていました。

なのに・・・

私のばかたろうは、風邪をひき、しかもかなりひどくて
寝ても寝ても薬飲んでも治らなくて、
とろが求めてくるのに、公園でも歩けないくらいふらふらだし、
おばあちゃんにお世話をお願いする始末でした。
ただでさえ、パイが無くてわけわかんないのに、
ごめんね、とろさん。

私が死んでいる間、パパとの絆が強まり、
私は完全おっぱいも終わり、何だか冷たいとろさんに
この1年9ヶ月の悪戦苦闘があれやこれやと頭に浮かび、
悲しくて悲しくて泣いたりしました。

でも、死んでいるわたしに、
とろさんは、こうやってチュー、としてくれたり、
一生懸命パイも我慢したのに、私より大人なとろさんでした。

それから風邪もだいぶ治り、
やっと、とろさんといつもの日常に戻り、
とろも、嬉しそうで、その数日を取り戻すように
2人で大事に毎日過ごしてます。

ただ、とろさん、最近、自分をぺしぺし叩きます。
気に入らないことがあると、注目されると、恥ずかしいと、
とにかくすぐぺしぺし叩いて、怒っちゃいます。

私はとろさんを叩いたことはないし、
夫も、おばあも、おじいも、みんなあったかくとろさんを育てています。
きっと、断乳とか、色々苦しくて、それを自分で抱えたのかもしれないです。
自分を叩くのはとっても見ていて悲しいので、
その度ぎゅっとして、早くぺしぺししないで済むようになるといいなと思います。

毎日を楽しく過ごしていけば、気づけば治っているでしょう！