さて・・・

とろが、言うことを聞きません。
母はちょっと悩んでいます。
叱るって・・・難しい・・・・。

スーパーで、カートやかごを自分で押し、
周りの方に激突したり、迷惑掛けまくる。
テレビは自分のみたいものを見続けるまで号泣。
レジで毎回レジの店員さんに怒りまくる。
などなど、あげればきりがなく・・・。

私のダメラインは、
人に迷惑かけること、挨拶しない、はちゃんとさせたいのですが。

まずは、親がお手本になろう！作戦。
「ありがとうございます」など挨拶を
大げさなほどきちんとする。
→効果なし

目を見て理由をさとしながら叱る作戦
→効果なし

低い声で一発叱る作戦
→効果なし

大きな声で一発叱る作戦
→効果なし

怒りすぎてもう知らない作戦
→効果なし

どげんしたらいいんでしょうか・・・。

育児本ではこれ以上のこと書いてないとです。
うちの子、怒っても諦めません。
しつけってどげんしたらいいんでしょうか・・・。

このままでは、ワガママ小僧になってしまわないでしょうか・・・。

寝かしつけも、最近は3，4時間かかりますよ。3，4時間ですよ。半端ないですよ。

先日の旅で、スワンボートに4回乗らされたの図。

愚痴の回でした。

こんな泣き方は初めてしたというくらい、
ぼろぼろと泣いてしまいました。

震災後、初めて北茨城の主人の祖母の家へ。

デリケートな問題なので、いろいろ書くのは控えたいと思いますが、
小さい子供を持つ親として、放射能の不安は大きくて大きくて。
子供を守りたい気持ちと、故郷を大事にしたい気持ちと、たくさんの思いが毎日。

そんな中の帰省でしたが、
震災前と変わらない、大きな自然、あったかさ。

ひいおばあちゃんと遊ぶとろはほんとに楽しそう。
東京じゃ出来ないこといっぱいある。

野菜だってこんなにおいしそう。

で、、なぜ泣いたかって、
たまたまやっていた、お祭りの盆踊り。

どんどん輪は大きくなって、若い子もおじさんもみんなが踊ってました。
とろも一生懸命踊ってました。

屋台のおじさんも、遊びに来ているこどもたちも、
みんな毎年変わらない笑顔。
その中で、盆踊りを見ていたら、初めはただ楽しく見てたのが、
こんなに日本のお祭りは綺麗で温かいものだったんだとじわじわきて、
感動すればするほど、
今年もみんなで踊って楽しむはずだっただろう盆踊りやお祭りが出来ない場所の
現実をリアルに感じ、
愛郷心が広がり、今の現実が心に突き刺さって
離れていた夫と目が合った瞬間、ぼろぼろ涙が出てしまいました。

なぜか夫も泣いていたけど、同じ思いだったようです。

また、安心して遊びに行けますように。

毎日熱いですねぇ。

我が家は、最近、インドアが一転、時間が出来れば小さな旅をしています。
旅、といっても、そんな優雅なもんではなくて、
どっかとにかく行きたい、ってことで、
安宿、ときにはウィークリーマンション（アパート）みたいな
ボロボロなところに泊ったり、日帰りだったりです。

とろは、毎回旅に出るごとに成長をとげていきます。

自然と、でも一番は人との出会いでしょうか。
一瞬の出会いなんですが、
旅先で10分の待ち時間で出会った子と手をつないでたり、
優しいすれ違う人に、東京じゃプンプンするくせに
笑顔ふりまいたり・・・。
あと、10分そこらで泣いていた車移動も
割とおとなしく乗るようになりました。

あとは、とろさんは、家族でいられるから
とにかく嬉しいんでしょうねぇ。

先日は、友人家族とバーベキューに出かけたのですが、
子供同士、なんだか通じ合っているのを見て、
かわゆくて仕方なく・・・。

私も終始気づけば、目が垂れ下がって
ずっとこんな顔でした。

震災以後、たくさん考え、胸を痛め、
いまだ毎日母として葛藤しながら生きています。

そんな中、家族でいられること、がいかに幸せか
いつか出来るではなくて、
今出来ることを悔いなくしよう、
くだらないことでも大きなことでも、
そんな気持ちから、これは家族の為だけのことですが、
旅をするようになったのだと思います。