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- ママンカ市場とは
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二〇〇九年十月から始まった、東京・下北沢の月一回の産直市です。下北沢駅の北口から5分ほど歩くと、でんと天狗さまがお寺の奥で出迎えてくれます。ここは下北沢育ちにとっては古くからの憩いの場。市場に入ると、様々な土地から集まった農家さんが自慢の農産物を手売りします。どの農家さんも野菜のプロが認める先鋭農家さん。ただ美味しいお野菜を提供するだけでなく、お野菜+一「プラスワン」を持っています。
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そして、旬なものしか置いていません。市場にはその他にも、雑貨屋さん、キッチンカーのカレー屋さん、さらに、こどもが絵本を読める場所や、休憩所としてゆっくりできる和室のスペースなどもあります。ここは、人と人とのふれあいがあふれ、次々と縁を紡ぐコミュニティとしてみなさんと共に成長し続けています。
スーパーなどに行けば、数多くのお野菜や果物に出会えます。
農家さんも公設市場に農産物を持っていけば収入を得ることができます。
でも、“消費者の想い”と“生産者の想い”はどこで交わっているのでしょうか。
“どのような農家さんが、どういった想いでお野菜や果物を栽培しているのか”を知りながら食べることは、
どんな高級な調味料や食器よりも“食べ物”を美味しく彩らせます。
ママンカ市場は、そのような農家さんの熱い想いをダイレクトに伝えるライブステージを創り続けられればと考えています。
美味しく安心して食べられる農産物作りが第一です。
ママンカ市場の農家さんは、さらにそれだけではないプラスワンを持っています。
それが何かは、直接おいで頂き、会って話して食べて感じとって頂きたいと思います。
また、ママンカ市場の強みである『地方と都市部とのご縁』を活かし、農産物の複合的なPR活動を行っていきます。
今後、志を同じくする茨城県・大洗まいわい市場との連携により、
“楽しく美味しく食す”にフォーカスを当てた「農と食」の現場から丁寧に発信していきます。
「maman:Qa/ママンカ」は、ケチュア語で(インカ帝国で使われていた言語)“ママの~”という意味。
2009年から2011年10月まで発信された、ママのためのWEBマガジン「maman:Qa/ママンカ」が市場の由来です。
たのしく、みんながこどもを愛でる場所ができたらいいのに!という発想のもと、
子育て世代を応援したいスパイスを市場のそこここに散りばめています。
農家さんとふれあうことで、小さなうちから食に対しての関心も身近に感じてくれたらと思っています。
2009年夏、下北沢の一番街商店街には、生鮮三品と呼ばれる、八百屋、肉屋、魚屋がありませんでした。
もちろん駅前のスーパーに行けばなんでも買えます。でも、商店街は地域コミュニティのための大事な場所です。
月に一回という私たちの精一杯の努力でスタートして、どれだけ応援できたかは正直のところわかりませんが、
それでも毎月笑顔を天狗さまの前に咲かせているのは間違いありません。
そんな自負をもって、ご近所の憩いの場を増やしています。
ママンカ市場は沢山の笑顔が集まる場所です。
その笑顔がこの場所にいつまでも広がるように・・
そして市場が皆さんの心温まる場所であり続けられるように・・
願いを込めてこの曲を作りました。
市場に来てくださる皆さんと一緒に唄うのが私の夢です。
曲と一緒に歌詞もご覧いただきノリノリで聴いていただけたら嬉しいです。
ママンカ市場スタッフ
兼シンガーソングライター